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戦国武将物語 伊達政宗その3

「父の復讐」第3話

おのれ、畠山義継。 父上、この仇はきっとこの政宗が!」

政宗は、初七日法要を済ますと父・輝宗の弔い合戦のため早くも小浜城を出発し、畠山氏の二本松城の領地で、3万の反伊達連合軍と戦闘を演じた。
二本松城救出のため行動を開始した佐竹、芦名を主軸とする大連合軍だ。

父の無念を晴らす戦じゃ!引くな、引くな、突撃じゃ!総攻撃じゃ!」

しかし数の上で五分の一以下の戦力という伊達軍。次第に陣形が崩れ、形勢が悪くなる。
敵の銃弾が、政宗の鎧に命中する。しかし今は亡き父から賜った頑丈な政宗の鎧は玉を跳ね返す。

数に勝る敵軍は、次々と新手の兵を繰り出す。
さすがの伊達勢も疲労が見え始め、総崩れ寸前となる。

伊達成実が叫ぶ。
討ち死に覚悟で総攻撃じゃ!皆の者、俺に続け!」

殿軍の指揮を執る73歳の鬼庭左月斎入道良直も吠える。
良直は、政宗の曾祖父・稙宗の代から四代にわたって伊達家に仕える老武将だ。
命を懸けて戦うのが武将の誉れ!わしが殿をお守り申す!」

良直は高齢のために重い甲冑が着けられず、黄綿の帽子を着けて戦い、200以上の敵軍の首を取る。

敵味方入り乱れての戦となった。
良直は殿軍の指揮を巧みに執り、敵軍の追撃を食い止め、敵を政宗まで近寄らせなかった。

しかし、政宗に近づけぬとみた連合軍は、大将の合図でいっせいに銃身を良直に向けた。

良直ついに銃火に討ち死に。

そしてこの戦は、敵軍の撤退により、ほどなく終結を迎える。(人取橋の戦い)。

九死に一生を得た政宗は、まだ温かい良直の体を抱き寄せ言った。

左月斎、見事であったぞ」(つづく)


人取橋
人取橋  福島県安達郡本宮町大字青田字茂庭
古戦場一帯は、現在は田園地帯となっている。瀬戸川を境に、北側に伊達軍、南側(郡山方面)に連合軍が陣を張り、川を挟んで激戦が展開されました。

あだたら神社

安達太良神社 福島県本宮市本宮字舘ノ越232
神徳
「宇奈明神二柱の神(高皇産霊[たかみむすび]神・神皇産霊[かみむすび]神)は、天之御中主[あめのみなかぬし]神とともに造化の三神として崇敬されている神様で、全てのものをむすび、むすばせ給う、万物生成霊威の神です」とあります。
つまり縁結びのご利益があるようです。
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Tag : 伊達政宗 逸話 伊達成実 福島県

戦国武将物語 伊達政宗その2

「父の復讐」 第2話


このままでは父・輝宗が辱めを受ける。政宗は父の面目を守るため、心を鬼にして悲痛な叫びで命令を下した。

撃て!父上もろとも撃て!」

躊躇する家臣に、政宗の従弟で重臣の伊達成実も叫ぶ。
殿の命令だ!撃て!」

いっせいに銃声が鳴り響いた。
政宗19歳、父・輝宗42歳だった。(畠山義継 享年34)(高田原の変)

その夜、政宗は1人部屋こもり、そして声を上げ号泣した。(つづく)

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Tag : 伊達政宗 伊達成実 逸話

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